エヌハウスの家は地震にも強い

日本中どこに居ても安全な地域はありません

山梨県は、県域の3/4ほどが硬い岩盤で覆われているため、海に近い場所よりも地盤が丈夫と言われています。ただし、甲府盆地内には開発に伴って山から削り出された砂地盤の場所や、河川沿いの堆積物による軟らかい場所もあるため、注意が必要な場所もあります。2024年1月1日に発生した能登半島地震でも甚大な被害が出た石川県や富山県などの北陸地方も南海トラフ地震や首都圏でも想定される地震の発生率と比較してそれほど心配する必要がないとされる地域でした。山梨県は、南海トラフおよび、相模トラフなどの海溝型地震が発生するとマグニュチュード6.7〜8.6の超大型地震で70〜80%の確率で影響を受けるとされており、地震を考慮した対策は必須項目です。

エヌハウスの家は、住友ゴム株式会社の制震ダンパー「MIRAIE(ミライエ)」が標準装備されています。このMIRAIEは国内新築住宅用制震ダンパーで、施工が簡単で揺れの吸収率が高く、家のデザインに影響しない制震ユニットです。
震度7を2回、震度5を超える余震(2ヶ月で1700回を超えた)も多数発生した熊本地震でもMIRAIEを導入した住宅は、全壊、半壊が0でした。また現在修復中の熊本城や、京都東本願寺などでも導入されています。

MIRAIEはどんな施工をするの

数ある市販向けの制振装置の中で唯一※の基礎緊結タイプのもので、耐震住宅の基礎とアンカーボルトで強固に緊結し、地震の揺れを効率よく高減衰ゴムに伝えて揺れを吸収します。この唯一の取り付け方法により、家のデザインに影響を及ぼしません。

揺れを吸収するしくみ

1.高いエネルギー吸収性能

高減衰ゴムは伸び縮みしながら繰り返し使用できるというゴム素材が持つ最大の特長を活かしながら、地震のエネルギーに対して高い吸収性能を発揮します。揺れ幅を最大95%低減する制震性能を発揮します。

2.瞬間に「揺れ」を「熱」に変換

一般的なゴムボールと高減衰ゴムボールを地面に落とすと、一般のゴムボールは跳ね上がるのに対し、高減衰ゴムボールはほとんど弾みません。
これは、高減衰ゴムボールが跳ね返りの「運動エネルギー」を瞬時に「熱エネルギー」に換えて吸収・発散するので、地面から跳ね上がらないという特性を持っています。

3.強固な接着力と高い耐久性

加硫接着※1という独自の技術で、ゴムと鉄板を強固に接着。耐候性ゴムを外被として一体形成することで、設置環境に由来する内部ゴムの耐久性を向上させています。90年※2経過しても性能がほとんど変わらず効果を発揮する事が確認されています。

※1 熱と圧力をかけて、接合部分を科学的に強固に接着する技術
※2 MIRAIEの促進劣化試験の効果により(高減衰ゴムダンパー部分において)

設置やメンテナンスの心配は無用

1.設置箇所は1階の4ヶ所でOK

敷地と図面を照らし合わせて、X方向とY方向の理想的な場所にMIRAIEを設置します。基本的には設置箇所は延床面積が140㎡以下の住宅であれば1階の4ヶ所に設置すれば大丈夫です。(多雪地域は除く)そのため地震に強い家の対策費用を抑える事ができます。また構造内に設置するため、家の内外から見えることはありません。

2.メンテンスの費用が掛からない

MIRAIEは一度取り付ければ点検やメンテナンスは不要です。高減衰ゴムの効果は90年持続する性能があり(高減衰ゴムダンパー部分において)劣化試験の結果によっても確認されていますので、お孫さんの世代まで安心して持続します。

3.地震後の補修リスクを軽減

家の倒壊から免れても、外装材の破損、窓ガラスの破損、屋根材の落下、内装材の破損など、破損具合により費用が掛かる場合がありますが、MIRAIEを装備していれば、破損リスクも軽減できます。

キラーパルス=短周期振動などの小さな揺れでも、住宅と共振現象を引き起こし、建物に予想以上の大きな損害をもたらすことがあります。このような被害からも守ってくれる制震ダンパーがエヌハウスの家には装備されています。

MIRAIE正規施工ビルダー

エヌハウスはMIRAIE標準搭載の正規施工ビルダーです。紹介情報やMIRAIEに関する詳しい情報もMIRAIE公式サイトでご覧いただけます。

▼MIRAIEのエヌハウス紹介ページ
https://miraie.srigroup.co.jp/customer/builder/

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