取り扱いオプションの紹介

エヌハウスの家の性能をアップするオプション

ZEH 実現率100%のエヌハウスの家をさらにパワーアップさせるオプションの数々。なかでも最も注目する2つをご紹介します。これからのお家づくりは「快適&省エネ」は必須です。さらに適度なプラス予算で、人の健康や寿命だけではなく、家の寿命も伸ばし、長い年数資産価値の変わらない家を手にできる点です。また機能美と快適性で必ず「やってよかった!」につながります。

①やっぱり頭寒足熱が快適!蓄熱床暖Nシステム

1000人の実験から導き出された快適温度環境は、床面温度25℃〜26℃

首都大学東京(旧東京都立大学)の須永教授※らが冬の居室を想定した試験室において、どんな温度環境が快適に感じるのかを定量的に測定した結果、床面は26℃程度、床から120cm(椅子に座って頭のあたり)で約22℃が最も多くの人にとって暑くもなく、寒くもない温度(被験者約1000人)で、頭寒足熱が快適であるという結果が得られました。国際基準ISOの研究でも、床面は25℃床面(足元)の快適な温度は25〜26℃。頭部は21〜22℃。高齢者や小さな子どもが暮らす部屋では、膝の高さで22℃以上なければならないとされています。

蓄熱床暖房を導入すると、暖房しないトイレ、浴室・洗面脱衣所まで暖めるため、部屋間の温度差がなくなります。その結果ヒートショックや低体温症、脳卒中、心筋梗塞や入浴時の事故を遠ざけ、室内温度差が起こす結露によるダニ・カビなどの健康被害からも住む人を遠ざけます。
暑くも寒くもない快適環境を実現できます。またNシステムの床暖房は、低温で温度変化が少ないので家具はもちろんピアノを設置しても、熱による変形がありません。また、Nシステムの床暖房は、床材を選べるのも特徴です。(通常は専用の床材だけの施工です。)

床が寒いと感じるのは床下の冷気。原因は床下の部屋の温度差でした!

近年のほとんどの住宅は床下全面にコンクリートを打設したベタ基礎なので、地面からの気温が上がってくる心配はほとんどありません。ではなぜ床下の結露や腐朽が起きるのでしょうか?これはエアコンやファンヒーターで暖房すると、暖気は上に上がるため、足元が寒いまま頭がのぼせ、暖房機が出す湿度が増える傾向にあります。部屋を潤した水蒸気は床下に浸透し、冷たい木材に触れることで結露します。
この結露・腐朽の起こりうる床下空間に温水配管を施したコンクリートの埋め土間として施工すれば「蓄熱床暖房」を簡単・安価に作ることができます。床下全体の蓄熱体として利用すれば冷気を防ぎ、快適なぬくもりを得られます。これがエヌハウスの「Nシステム」です。

Nシステム3つの良いところ

①低温式だから心地いい

Nシステムの床暖房は低温床暖房です。床に手を触れて温かいのが一般的な床暖房ですが、Nシステムの床板表面温度は23〜26℃。実はこれが最も快適性を感じさせる床板温度です。この低温で部屋・家を暖めることで柔らかい温もりの温熱環境を作ります。

②やっぱり頭寒足熱

「温めた空気を部屋に投げ込め」ば「暖気」は熱気球のように上昇します。
「暖気循環暖房」が一般的なアメリカでも上下温度差が不快を解消するため、床暖房導入の宣伝を目にすることもあります。
足もとの血液循環が活発になることは、疲労回復効果が大きく、冷え性からくる疾患予防につながります。

Nシステムの暖房使用時のサーモカメラ画像

このサーモカメラの画像をみると、Nシステムを導入した室内は床を基準として部屋全体が暖まっている様子がとらえられています。

エアコンの暖房使用時のサーモカメラ画像

エアコンを使った暖房のサーモカメラの画像を見ると、機械本体と吹き出し口付近の温度だけが高くなり、人が座って過ごす床から椅子の高さの室温が低く、足元の寒さを感じやすくなります。冬の寒さを快適に乗り切るには床から暖めることの大切さを表しています。

③お子様やお年寄りも安全

Nシステムは低温式。特に低温やけどの心配はなく安心です。デイリータイマーによる全自動運転で操作ミスもなく、特別なメンテンスもほとんど必要がないうえ、室内で火を使う暖房器具と異なり空気汚染や火災の心配もありません。
極端に高温になったり低温になったりしないので、エアコンが苦手なお年寄りや温度に敏感に反応しやすいお子様にも安全です。ご家族全員が快適に過ごせる室内温度を保ちます。

②全館空調Nシステム=フルタイム冷暖房換気!

全館空調システムは、家全体を冷暖房して家中を同じ温度、同じ湿度、同じ空気質を保つシステムのことです。部屋ごとにエアコンを設置するのとは大きく異なり、廊下やトイレ洗面所などを含めた家全体の空調をするため、部屋ごとの大幅な環境差がなくなります。エヌハウスのような気密性・断熱性の高い高性能住宅でなければ装備できないオプションです。軸組工法二階建て住宅延床面積145㎡(約43坪)1日あたりの電気料金は310円(群馬県)ほどです。
最近の高性能エアコンを部屋数分取り付け、それぞれの室外機を設置する場所を確保することを考えると新築時に全館空調の導入を考えるのは大きなメリットになります。

全館フルタイム冷暖房換気システム7つのポイント

1
快適な冷暖房と換気

家中の温度差をなくし、いつでも変わらない快適性を維持します。またフルタイム換気システムにより室内の汚れた空気や不快な臭気がこもりません。オプションでより性能の良いフィルターも取り付けられます。花粉症・黄砂・排気ガスのろ過など、用途に合わせて選べます。

2
省エネ冷暖房・省エネ換気

熱交換式ユニットで効率よく熱エネルギーを使用するため、換気による熱エネルギーのロスを低減し冷暖房費を大幅に削減します。さらに特殊なダクトが熱ロスを軽減してくれ、フルタイム冷暖房の効果をより高めます。

3
結露防止

気密性や遮熱性の高い住まいほど、毎日の生活から発生する高湿度の空気が結露を招き建物の寿命を縮めます。全館空調なら、高湿空気を排出するのと同時に外部から新鮮で湿度の少ない空気を取り込み(冬季)全室冷暖房を行うことで室内の空気中の湿度を調整し結露を解消します。これも住宅の寿命を高めます。
また、部屋の湿度は季節に応じて快適な状態が保たれ住む人にとっても快適な空間を維持します。

4
遮音効果

熱交換素子およびダクトは優れた遮音効果を備えており、屋外から侵入してくる騒音防止はもとより室内の生活音の流出も防ぎます。さらに、運転音が極めて静かで一般のエアコンの運転と比べても低い数値でほとんど音を感じさせません。

5
自動制御

温度を一定に保つための装置(サーモスタット)による自動制御で常に自然でおだやかな空気の送風をコントロールします。暖房によるムッとした熱気や冷房の不自然な冷風を感じさせない快適な空間を保ちます。

6
省スペース

必要な設備は全て天井裏に収納し、室外機も1台。特別な機械室を設ける必要はありません。建物の外観はスッキリとスペースを有効利用できます。また、各室は吹き出しグリルを取り付けるだけですので部屋のデザインやインテリアを損なうこともありません。

7
断熱効果の高いダクト

断熱効果に優れ施工しやすいダクトは設置後も建物にかかる負担を最小限に抑えながら生活する事ができます。

Nシステムの蓄熱床暖房、全館空調は高気密・高断熱の高性能住宅でこそ実力を発揮するため、エヌハウスのZEH実現率100%の家づくりとのとても相性の良いオプションとなっています。

  • オプション追加で掛かる費用は?
  • 本体1台でどのぐらいの広さまで対応できるの?
  • 設置したあと普段のメンテナンスは?

など気になる事があると思います。

初期費用やランニングコストの予想は建てるお家の広さ・間取り(部屋数)によって変わりますので、一度「あなたの建てたい家ならどうなるか」ぜひエヌハウスにご相談ください。

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